
彦田さん談:5年ほど前から「がん教育」の必要性を強く感じて活動しています。文部科学省で小・中・高校での授業の実施とその中でがん体験者の体験談の活用を勧めているものの、現場では外部講師の活用はなかなか実現されていません。学校側の不安(保護者や生徒への配慮への不安)、体験談への不安、または、外部講師側の不安などが理由と考えています。

ならば「自分で開催しちゃえ!」と考え、自宅からアクセスのよい図書館に飛び込んで交渉しました。がん教育を全国に定着させるためにはまず保護者の方、地域の方、教員、医療者、そして患者自身にその必要性を知ってもらうことが大切。誰でも気軽に利用できる公共の図書館は、利用者の年齢層も背景も様々で、開催にはうってつけの場所でした。一緒に「がん」を基に生きることを考える「がん教育」の礎を築く場所にしたい、と考えました。
人と情報をつなぐ「図書館」で、「がん」を中心にして語られる地域の方々の悩みごとを、人と人そして情報をつなぐことで解消する場所づくり。
講師の講和のあとには、交流会を設けています。気づけばがんに関する思いを語り合う場になっていたりして、じつはその交流のために時間をじっくりとることを大切にしています。彦田さん談:公共図書館は全国に3,000か所以上あり、学校図書館や院内図書館を含めるとさらに多くあります。図書館は私たちの身近にある、市民・地域の方の集いの場です。
がん教育を全国に定着させるためにはまず保護者の方、地域の方、教員、医療者、そして患者自身がその必要性を知ってもらうことが大切と言いましたが、その種まき活動として「みんなのがん教育@図書館」を全国に広げたいと思っています。
全国の図書館で、各地域の患者さんまたは患者団体が「みんなのがん教室」を開催できる仕組み作りをするためにはまず、「愛知県の図書館でこんなことやっているよ!」と「愛知県名古屋市立志段味図書館モデル」を知ってもらうのが第一歩。
今年1年間の「がん教育@図書館」の年間記録を見やすい冊子にして、各県の中央図書館へ配布します。中央図書館は各県に1~2か所あるので郵送したい思っても気軽にはできません。今回の助成金を有効に使わせていただきます。その次に「あなたの地域でもどうですか?」の2歩目。
今年8月からは長野県塩尻市の図書館でのがん教育がはじまり、種が少しずつ芽吹いています。そのお手伝いを継続しつつ、他の地域のお手伝いもどんどんしていきたいです!
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