2024年の部位別がん死亡数を死因順位別に見ると、トップは男性が肺がん、女性が大腸がんです。がん罹患数は男女ともに膵臓がんが増加している一方で、男女ともに肝臓がんが減少傾向にあります。2023年のがん罹患数を見ると、男性は前立腺、女性は乳房が最も多くなっています。
厚生労働省が2025年9月に公表した「2024年の人口動態統計(確定数)」によると、がん(悪性新生物〈腫瘍〉)による死亡は、38万4111人(男性が22万1786人、女性が16万2325人)で、全死亡数の23.9%を占めました。がんは1981年から死因の第1位が続いています。
部位別でみると、男性は肺がん、大腸がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がんの順に多く、女性は大腸がん、肺がん、膵臓がん、乳がん、胃がんの順となっています。
※グラフ「その他」は、口唇・口腔及び咽頭、喉頭、皮膚、乳房、膀胱、中枢神経系、悪性リンパ腫、その他のリンパ組織・造血組織及び関連組織、その他の悪性新生物の合計
※グラフ「その他」は、口唇・口腔及び咽頭、喉頭、皮膚、膀胱、中枢神経系、悪性リンパ腫、その他のリンパ組織・造血組織及び関連組織、その他の悪性新生物の合計
厚生労働省が公開した「令和5年 全国がん登録 罹患数・率報告」によると、2023年に新たにがんと診断された患者は99万3469人、年齢調整罹患率は人口10万人あたり375人で、2022年から横ばいでした。
男女合わせた部位別の罹患数は、大腸15万4039人(15.5%)、肺12万3989人(12.5%)、胃10万4864人(10.6%)、乳房10万3424人(10.4%)、前立腺10万2094人(10.3%)の順となりました。わずかですが、前年と比べ、乳房の罹患数が前立腺を上回りました。
※総数は男女および性別不詳の合計
※上皮内がんを除く
男女別・部位別の罹患数をみると、男性は前立腺10万2094人(18.4%)、大腸8万5208人(15.3%)、肺8万1381人(14.6%)、胃7万1135人(12.8%)、膵臓2万3761人(4.3%)の順となりました。
※グラフ「その他」は、口腔・咽頭、喉頭、皮膚、乳房、膀胱、腎・尿路(膀胱除く)、脳・中枢神経系、多発性骨髄腫の合計
※上皮内がんを除く
男女別・部位別の罹患数をみると、女性は乳房10万2592人(23.5%)、大腸6万8830人(15.7%)、肺4万2607人(9.7%)、胃3万3729人(7.7%)、子宮3万738人(7.0%)の順となりました。
※グラフ「その他」は、口腔・咽頭、喉頭、皮膚、子宮の悪性新生物<腫瘍>・部位不明、膀胱、腎・尿路(膀胱除く)、脳・中枢神経系、多発性骨髄腫の合計
※上皮内がんを除く
罹患数における上位5部位(男性は前立腺、大腸、肺、胃、膵臓、女性は乳房、大腸、肺、胃、子宮)の全がんに占める割合は、男性が65.4%、女性が63.7%となっています。
※上皮内がんを除く
※上皮内がんを除く
「全国がん登録罹患数・率報告2023」に関しては、対がん協会報第763号でも詳細を掲載しています。
最終更新日:2026年7月15日