2020年08月26日
国立国際医療研究センターは2020年8月、国内の医療機関と共に行っている新型コロナウイルス感染症のレジストリ研究(観察研究)の中間報告を初めて公表しました。それによると、新型コロナウイルスに感染した固形がん患者が重症化する比率は、新型コロナウイルス感染者全体の重症化比率に比べると、日本国内でも高いことが分かりました。しかし、高血圧や糖尿病を併存する感染者の重症化比率とは大差なく、このデータをみた佐々木治一郎・北里大学病院副院長兼集学的がん診療センター長は「併存疾患別の重症化リスクについて、まとまったデータが出るのは国内では初めてだが、これをみても、がん患者の重症化リスクだけが特別高いわけではない」と話しています。