日本人の生涯で2人に1人はがんになると言われています。
国立がん研究センターがん情報サービス「がんに罹患する確率~累計罹患リスク(2013年データに基づくから)」
でも早期発見、早期治療で多くが治る時代だと言われています
日本のがん検診の現状
がん研究が進み、がんの多くは「治癒」が期待できるようになりました。とはいえ進行して見つかると、治療が難しい場合もまだまだ少なくありません。カギは「早期発見」なのです。そのためにがん検診をうけることが欠かせません。
国は5つのがん(胃、肺、大腸、乳、子宮頚)を対象に指針を作って検診を勧めています。受診率も徐々に上がっています。国の目標は、50%ですが、まだ、達していません。乳がんや子宮頸がん検診では、
70~80%という欧米の受診率と比べると、その低さが際立っています。
日本対がん協会グループ(支部)は、住民検診の実施機関としては日本最大規模です。