検診実施状況
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日本対がん協会の道府県支部のうち、42支部でがん検診を行なっています。
その受診者は、がん検診を始めた1960年から2016年度までで累計3億7600万人以上となりました。
その受診者は、がん検診を始めた1960年から2016年度までで累計3億7600万人以上となりました。
当協会は毎年、各支部の検診実績を「がん検診の実施状況」としてまとめています。2016年度のまとめのうち、概要の一部を掲載します。
日本対がん協会の支部が行ったがん検診の詳しい内容は、A4判の冊子にまとめられています。御入用の方には、有料でおわけします。協会本部までお問い合わせください(電話03-3541-4771)。検診状況のほか、一部のがんについて前年度に行った検診の受診者を追跡調査し、病期分類などをまとめています。

2016年度の「がん検診の実施状況」は、日本対がん協会の道府県支部が実施した1150万2377人についてのがん検診実施状況と、前年度に行った検診の受診者を追跡調査して病期分類等をまとめたものです。昭和42年から刊行しています。
日本対がん協会では、がんの早期発見を目的とする検診を、胃は昭和35年、子宮頸が昭和36年、乳房が昭和45年、肺が昭和51年、大腸が昭和52年、子宮体が昭和55年、前立腺が平成8年から実施、その他のがん検診を合わせた受診者総累計は、2016年度までで3億7600万人以上、発見がん数(*注)は43万8601人に達し、その多くを早期治療に結びつけています。
(*注:年度によっては“がん疑い”の人数も含まれています)

2016年度の受診者総計は1150万2377人。
部位別の概要は下表の通りです。
部位別の概要は下表の通りです。
●各種がん検診の成績 2016年度
部位 | 受診者数 | 発見 がん数 |
がん 発見率(%) |
胃 | 2,242,063 | 2,731 | 0.12 |
子宮頸 | 1,291,279 | 166 | 0.01 |
子宮体 | 22,601 | 28 | 0.12 |
乳房 | 1,282,756 | 3,053 | 0.24 |
肺 | 3,348,270 | 1,548 | 0.05 |
大腸 | 2,535,814 | 3,868 | 0.15 |
甲状腺 | 6,923 | 0 | 0 |
前立腺 | 443,750 | 1,810 | 0.41 |
肝胆膵腎 | 328,921 | 158 | 0.05 |
総計 | 11,502,377 | 13,362 |