ボランティア支援経験談

日本対がん協会の活動は、みなさまのご支援で成り立っています。
ボランティア支援にご参加いただいたきっかけや活動内容について語っていただきました。

東京都在住 山北 珠里(やまきた じゅり)さん
日本対がん協会:日本対がん協会のボランティアをするきっかけは?

山北さん: JAPAN CANCER SURVIVORS DAY2020のオンライン動画「パネルディスカッション~おひとりさまのがん治療 ~」に出演させていただいたのがきっかけです。現在、仕事を辞めて家で過ごしていると話したところ、「発送作業があるのでお手伝いに来てくれませんか?」とお声がけいただきました。
日本対がん協会:今日は何の作業をされていますか?

山北さん:がんサバイバー・クラブのサバイバーネット(※)のチラシとポスターをリニューアルしたそうで、全国のがん診療連携拠点病院のがん相談支援センター(約440か所)に発送する作業です。A4のチラシを20枚ずつ数えています。その作業が終わったら、宛名シール貼り、宅急便のバーコード貼り、封入です。私ひとりの日もありましたが、今日は、もう1人のボランティアさんと2人で作業をしています。

日本対がん協会:日本対がん協会をいつから知っていましたか?

山北さん:私自身、乳がんの患者会「Pif」のスタッフをしているので、以前から対がん協会さんのことは知っていましたし、メルマガをいただいているので活動内容もだいたい分かっていました。

日本対がん協会:今回、ボランティアをしてみていかがでしたか?

山北さん:普段目にするチラシやポスターなどが、こんなに苦労して全国の患者さんやご家族、患者会などに届いているんだなーと思いました。患者会の立場としても、広報の仕方の参考にもなりましたし、仕事とは違う充実感がありました。
また、協会の皆さんが丁寧な作業説明をしたり、ちょこちょこ様子を見に来てくださるので安心して作業できました。実は、今回のパネルディスカッションの出演や、ボランティア作業をするまでは、日本対がん協会はお役所のようなお堅い組織だと思っていたのですが、実際は違いました(笑)。職員の皆さんは明るくてフレンドリーで、楽しい時間を過ごせています。私は当面働く予定はありません。一人暮らしですし、機会があればまたボランティアに伺いたいです。

(※)サバイバーネットは、2019年4月から本格運用を開始したがん患者・家族向けのSNSです。(無料)同じような病状・状態の仲間とつながることができます。あなたの経験したことが、誰かの治療の道しるべになるかもしれません。https://sns.gsclub.jp/
*現在、ボランティア支援の募集はございません。募集を再開した際には公式SNSやこちらのページにて告知いたします。