2022年10月20日
お知らせ
リレー・フォー・ライフ・ジャパン「プロジェクト未来」研究助成-2022年度助成対象者決定-
日本対がん協会が、がんサバイバーや家族、支援者の方々と一緒に活動しています、がん征圧・患者支援イベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン(RFLJ)」に寄せられた寄付をもとにした表題の研究助成が決定しましたのでお知らせいたします。
 
2022年度の助成対象者は、14名となりました。
私たちの大切な寄付により、がんにまつわる様々なことがより良くなる未来を願って、想いを先生方に託しましょう。
 
■RFLJ「プロジェクト未来」研究助成金について
リレー・フォー・ライフ・ジャパンに寄せられる寄付をもとに、画期的な治療法につながると期待できる基礎的な研究、そうした成果を臨床につなげる研究や患者のQOLの向上などを患者側から支援しようというものです。日本の優れた研究をいち早く患者のもとに届けるため、この助成金を使って欲しいというRFLJ参加者である、患者・家族・支援者たちの切なる願いが込められています。
 
リレー・フォー・ライフ・ジャパン公式サイト「プロジェクト未来」
https://relayforlife.jp/project-mirai
 
■RFLJ「プロジェクト未来」研究助成金 2022年助成対象者
分野Ⅰ(基礎研究・臨床研究)
(五十音順、敬称略)
| 申請者名 | 所 属 | 申請テーマ | 助成金額 | 
| 鈴木 聡 (スズキ アキラ)  | 
神戸大学大学院 医学研究科分子細胞生物学  | 
癌抑制ドライバー経路制御機構を標的とする抗癌剤開発 | 100万円 | 
| 角南 義孝 (スナミ ヨシタカ)  | 
東京医科大学医学総合研究所 未来医療研究センター 実験病理学部門  | 
Tribbles 偽キナーゼを標的とした新たながん治療法の研究開発 | 100万円 | 
| 田口 歩 (タグチ アユム)  | 
愛知県がんセンター 分子診断トランスレーショナルリサーチ分野  | 
プロテオゲノミクスに基づく革新的がん抗原同定パイプラインの開発と完全個別化がんワクチン療法への応用 | 100万円 | 
| 長嶋 宏明 (ナガシマ ヒロアキ)  | 
神戸大学大学院 医学研究科 脳神経外科  | 
悪性神経膠腫の予後不良サブタイプに対する新規治療法の探索 | 100万円 | 
| 中前 博久 (ナカマエ ヒロヒサ)  | 
大阪公立大学大学院 医学研究科血液腫瘍制御学  | 
革新的GVHD予防法による造血幹細胞移植のドナープールの拡大と予後改善のためのGVHD予防機序の解明 | 100万円 | 
| 藤田 幸 (フジタ ユキ)  | 
島根大学 医学部医学科 発生生物学  | 
脳腫瘍の悪性化のメカニズム解明 | 100万円 | 
| 由井 理洋 (ユイ ヨシヒロ)  | 
野崎徳洲会病院附属研究所 | 骨肉腫細胞の肺転移初期段階での増殖メカニズムの解明 | 100万円 | 
| 吉田 康将 (ヨシダ コウスケ)  | 
名古屋大学大学院 医学系研究科  | 
空間的トランスクリプト―ム解析に基づく、難治性卵巣高異形度漿液性がんに対する新規治療薬開発 | 100万円 | 
以上8名 合計800万円
分野Ⅱ(がんの支持療法、社会面に関する研究)
(五十音順、敬称略)
| 申請者名 | 所 属 | 申請テーマ | 助成金額 | 
| 家里明日美 (イエサト アスミ)  | 
がん研究会 有明病院 乳腺外科  | 
オンライン遺伝性乳癌情報の現状調査と患者家族・医療者の需要解析に基づいた、医師ピアレビューと医師市民協働を取り入れたオンライン医療情報の発信 | 30万円 | 
| 大杉 夕子 (オオスギ ユウコ)  | 
兵庫医科大学 呼吸器・血液内科  | 
思春期・若年成人世代のがん患者への情報提供の在り方と支援のための研究 | 30万円 | 
| 小野 功介 (オノ コウスケ)  | 
埼玉医科大学総合医療センター リハビリテーション部  | 
ロボット支援前立腺癌術後の尿失禁に対する理学療法士による骨盤底筋トレーニングと干渉低周波療法での早期禁制の獲得の試み | 40万円 | 
| 児玉 龍彦 (コダマ タツヒコ)  | 
東京大学先端科学技術研究センター | 全ての人が使える進行がんの在宅療養Q and A サイトの開発 | 40万円 | 
| 末永 光邦 (スエナガ ミツクニ)  | 
東京医科歯科大学大学院/東京医科歯科大学病院 医歯学総合研究科臨床腫瘍学分野/臨床腫瘍科  | 
がんサバイバーにおける倦怠感に対する運動の有用性を検討する観察研究 | 30万円 | 
| 東野 琢也 (ヒガシノ タクヤ)  | 
国立がん研究センター東病院 形成外科 | 頭頸部がん放射線治療後の晩期頸部皮膚軟部組織障害に対する支持療法としての脂肪注入術の有用性に関する研究 | 30万円 | 
以上6名 合計200万円

 
