日本禁煙推進医師歯科医師連盟
日本禁煙推進医師歯科医師連盟
eラーニングを活用した禁煙治療・支援のための指導者トレーニングの普及
■プロジェクトについて
概要
eラーニング（J-STOP）を活用した、禁煙治療・支援のための指導者トレーニングを、普及モデルとして構築し、禁煙治療・禁煙支援の拡大と質の向上につながる社会環境を整備する。
背景
eラーニングは、情報通信技術を活用した教育・学習であり、必要なものを必要なだけ学習することができる。知識の習得だけでなく、モデリングやシミュレーションを通して、スキルの習得や強化までトータルな学習が可能であり、多忙な保健医療職の学習方法として、有効な方法といえる。
対象者
保健医療従事者（医師、看護師、保健師、薬剤師、管理栄養士、歯科医師、歯科衛生士）⇒禁煙治療対象者
■活動状況
2018年1～4月に第1回eラーニングを実施し、858名が受講し、期間内の修了したのは587名。また、このeラーニングの効果を明らかにするために、トレーニング前後で禁煙治療・禁煙支援に関する、知識・態度・自信・行動のスコアを比較したところ、いずれにおいてもトレーニング前より向上・改善していることが確認された。2019年1～4月に第2回eラーニングを実施し、883名が受講し、期間内の修了者は647名で、2年間で受講者1741名、修了者は1234名となった。また、持続可能性のある普及モデルを構築するため、東京都内のニコチン依存症管理料届出医療機関1874施設を対象に2018年12月に講演会を開催、約90名が参加した。3月には問題解決カウンセリングのスキルアップ研修を開催、27名が参加した。今後普及モデルの構築を目指して検討を行う。
＜参考URL＞ https://www.j-stop.jp/
■現況（2019年10月現在）
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