がん・検診について

患者の方、ご家族の方、まずはがんについて
知りたいという方や、治癒者の方々のために情報をまとめました。

検診の意義と目的

乳がんは、無症状のうちに検診を受診すれば早期発見につながり、
適切な治療によって治癒の確率も高くなります。

1.乳がん検診の意義と目的
肺がんは早期発見し治療すれば約8割が治るようになりました

近年日本人女性に急増している乳がんですが、治療法お進み、早期に見つけて適切に治療すれば9割以上のケースで治癒が期待できます。そのために大切なのが検診です。一次検査に用いられる乳房X線検査(マンモグラフィ)は科学的に乳がんによる死亡率の減少効果があると証明された方法です。ぜひとも、定期的に検診を受けて下さい。

乳がんの臨床病期別5年生存率

上の表にあるように、がんが発見できても臨床病期(進展度、ステージ)が進んでいる状態だった場合は、5年生存率が下がってしまいます。早期に見つけ乳房を温存する治療法を選べる可能性が高く、生活の質(QOL)の向上につながります。早期がんのうちに発見して治療することが重要になります。

2.乳がん検診の現状

日本対がん協会が2015年に全国の支部で行った乳がん検診の結果では、受診者数は129万120人、うち精密検査が必要と判定された人(要精検者)は6万5470人(要精検率5.07%)、精密検査を実際に受診した人(精検受診者)は5万8229人(精検受診率88.94%)。がんを発見された人の数は3114人、その割合は0.24%でした。

乳がん二次検診を受ける必要のある人、がんが見つかる人の割合

この結果から、乳がん検診を1万人が受診すると、458人が一次検診で「異常あり」と判定され、二次検診(精密検査)を受けるよう判定されます。

精密検査を受けた人は407人。そして、407人の中から22人に乳がんが発見されたという割合になります。

(参考)各検査項目別に見た割合

この数は、全国で実施された乳がん検診の、「視触診のみ」、「乳房X線(マンモグラフィ)のみ」、「超音波のみ」、「視触診と乳房X線(マンモグラフィ)」、「視触診と超音波」、「乳房X線(マンモグラフィ)と超音波」、「視触診と乳房X線(マンモグラフィ)と超音波」の7つの検査を合わせた割合です。

各検査項目別に見た場合は、右の図のようになります。