千歳丘高校で授業/東京都世田谷区
2026.3.24
講師:堀均さん
人数:2年生約200人
東京都立千歳丘高校で保健講話が3月24日にあり、日本対がん協会はがん経験者の職員を外部講師として派遣して協力しました。保健の授業で学んだことを基礎にして、健康と命の大切さについてより考えを深めることが目的で、2年生約200人が参加しました。
講師を務めたのは、がん患者・家族支援に取り組む「がんサバイバー・クラブ」スタッフの堀均さん。堀さんは2000年5月、48歳の時に肺がんが見つかり、転移再発を含めて手術を2回受けました。治療中は手術後の痛みに加え、家族の心労や長期療養で勤務先に迷惑をかけたことから心痛もありました。その後、「生かされた命で恩返しを」と考えて2006年からボランティアや協会職員としてRFLに取り組み、世界中で活動する人たちの中から米国対がん協会が認定するグローバル・ヒーローズ・オブ・ホープ(希望のヒーロー)に選ばれました。2024年10月に食道がんが見つかり、現在、抗がん剤治療を続けています。
堀さんは、禁煙や生活習慣の見直し、ワクチン接種などでがんのリスクを抑えられること、早期がんは治る可能性が高いものの、自覚症状が出ないため、がん検診を定期的に受けることが大切だと強調しました。内閣府のアンケートから「時間がない」「がんと分かるのが怖い」など検診を受けない理由を紹介し、家族に受診を勧めるよう呼びかけました。また、「自分の命を大切にし、大切な人ががんになったら優しく寄り添ってください」と語りかけました。
最後に生徒代表が「健康の大切さを実感した。これからの人生のため、いまを大事にします」とお礼の言葉を述べました。

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