三鷹市立第一中学校で授業/東京都三鷹市
2026.1.17
講師:阿蘇敏之職員
人数:2年生約320人
1月17日、がん経験者の話から健康や命の大切さについて学ぶ「がんを知る教室」が、三鷹市立第一中学校の体育館で開かれ、2年生や保護者ら約320人が参加しました。日本対がん協会はがん経験者の職員を外部講師として派遣して授業に協力しました。
講師は、がん患者・家族を支援するとともに、がんに関する研究助成などでがん征圧をめざすチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」(RFL)を担当する阿蘇敏之職員が務めました。自身の精巣がんとその後の転移再発に伴う治療、療養生活について語る中で、がんの治療法の種類(手術、放射線、抗がん剤)や、患者と医師が話し合って治療法を決めることなどを説明しました。
精巣がんは症例が少ない希少がんで診断時は周囲に相談できず不安だったこと、再発後の抗がん剤治療は副作用の吐き気や倦怠感などから心に余裕がなく、周囲につらく当たったことなどを振り返りました。一方で、家族や医療スタッフは笑顔で支えてくれたことから、阿蘇職員は「支え合うことが大切。がんになっても一人じゃない。声に出して誰かを頼っていい。話を聞いて思ったこと、感じたことを家で話してほしい」と話しました。
講演後の質疑応答では、抗がん剤の副作用、がんが転移する可能性などの質問が出ました。最後に、生徒代表が「がんになってもつらいことばかりじゃないと知りました。命の大切さを考えながら生活していきたい」と感想を述べました。

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