目黒中央中学校で授業/東京都目黒区
2025.10.16
講師:阿蘇敏之職員
人数:2年生約150人
日本対がん協会は10月16日、東京都目黒区の区立目黒中央中学校が実施したがん教育授業の外部講師として、がんサバイバーの職員を派遣し、授業に協力しました。がん教育授業の対象は2年生。生徒ら約150人が出席しました。
日本対がん協会の阿蘇敏之職員が「がんについて知ろう 正しい知識と予防 自分にできることを考えよう」と題し、講師を務めました。
阿蘇職員は自身の精巣がんとその後の転移再発の体験を語る中で、がんの治療法には大きく分けて手術療法、放射線療法、化学療法の3種類があること、患者一人ひとりに合う治療方法を医師と患者が話し合って決めることなどを説明しました。
また、初めてがんと診断されたのが20歳のときで、症例が少ない希少がんだったことなどから周囲に相談できる人がいなくて不安だったこと、再発した際の治療では抗がん剤の副作用で吐き気や倦怠感などに悩まされ、心に余裕がなくイライラして周囲につらく当たってしまったことなどを振り返りました。その上で、治療中は家族が笑顔で話してくれ、医療スタッフも支えてくれたといい、生徒たちに「自分が(がん患者の)家族だったらどんなことができるのかを考えてほしい」と呼びかけました。
講演後、生徒代表は「がんになったら死んでしまうと思っていましたが、がんになっても希望があるとわかりました。身近な人ががんになったら支えるし、自分がなったら家族のために生き続けようと思います」と感想を述べました。

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