生涯で、日本人の2人に1人はがんになる時代ですが、*
早期発見・早期治療によって、その多くが治るようになってきました。
がん研究が進み、がんの多くは治癒が期待できるようになりました。しかし、進行して見つかると、治療が難しい場合もまだまだ少なくありません。カギは「早期発見、早期治療」です。そのためには定期的にがん検診をうけることが大切です。
*国立がん研究センター がん対策情報センターによる推計値(2014年)
早期発見・早期治療のために
日本のがん検診の現状
早期発見・早期治療のためには、未受診者をなくし、定期的な検診の受診を習慣化する必要があります。しかし、日本の検診受診率はまだ低く、たとえば乳がんや子宮頸がん検診においては、欧米の受診率が70~80%と言われるのに対し、日本は50%にも満たない状況です。日本対がん協会では、受診率を向上するため、さまざまな取り組みを行っています。