2020​.2​.7​
このメールは、日本対がん協会が開催するピンクリボンフェスティバルに参加したことのある方、ほほえみ基金にご支援いただいている方にのみお届けしています。
マンモグラフィを撮影するのは誰?
マンモグラフィを撮影しているのは誰だかご存じですか?
→→主に診療放射線技師です。

1/24~26の3日間、マンモグラフィ検診に従事する全国各地の診療放射線技師を対象に、マンモグラフィ撮影技術講習会(※)を開催しました。今年で25回目の開催です。診断をするのは医師ですが、診断するための画像を撮影するのが診療放射線技師。彼らの技術は、がんの早期発見にとって重要な役割を果たしています。
講習会は3日間におよび、乳がんに関する座学や、実際のマンモグラフィを使ったポジショニングの確認、撮影された画像の読影など、多岐にわたって学びます。そして、最終日には評価試験(読影・筆記)が行われるという、かなりハードな内容です。
こちらはポジショニング実習。受診者役の人は疑似乳房を着けています。技師は自分のポジショニングを確認。その重要性を認識します。
ポジショニング実習
「マンモグラフィの撮影では、踏ん張りが大切」と説明する講師。
撮影
画像を見ながら説明をする医師と、真剣に聞く受講生。
講習会の様子
初めて講習会を担当した協会職員は、こんな感想を言っていました。 「自分が普段検診でマンモグラフィを受ている時には気づきませんでしたが、技師さんは全身の筋肉を使って撮影をしていました。体力が必要!鮮明な画像を撮るためには乳房にシワがよらないようにと、ポジショニングに苦労する姿も見られました。普段から撮影をしているのに、さらにこのような講習会に参加して、常に技術を磨いている。技師さんたちの姿は真剣でした。スムーズに撮影をこなしているように感じるのは、技師さんの技術なんですね。」

講習会の講師を務めた栃木県保健衛生事業団(日本対がん協会栃木県支部)の放射線技師・堀江聡さんより、メッセージをいただきました。 「今回は47名の受講生と3日間のマンモグラフィ講習会が行われました。認定を取得出来た方、残念ながら取得出来なかった方も、学んだ事を日常の業務に活かし、検診精度の向上を目指していきましょう。」

日本対がん協会では、2月には乳房超音波技術講習会、3月には保健師看護師研修会、診療放射線技師研修会と、医療関係者の育成が続きます。これら講習会にも、皆様から寄せられたご寄付が役に立っています。

(※)NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会教育・研修員会との共催

<現在募集中>

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