2020​.01​.08​
このメールは、日本対がん協会が開催するピンクリボンフェスティバルに参加したことのある方、ほほえみ基金にご支援いただいている方にのみお届けしています。
<直撃インタビュー!ピンクリボンフェスティバルのボランティアさん>
ピンクリボンフェスティバルでは、東京の六本木ヒルズアリーナが出発会場になったスマイルウオークの会場受付などで、たくさんボランティアに参加していただきました。その一人でパーソナルメイクトレーナー(メイク講師)の池内ひろこさん(34)にピンクリボン活動への思いをききました。
ボランティア活動中の池内さん
ボランティアとしてピンクリボンフェスティバルに参加したきっかけは
-----父方の祖母が乳がんで入院していたことや、父親も健康診断がきっかけで胃がんの手術を受けていました。私自身、初潮が早かったため、家族から乳がんのことを心配され、20歳すぎから会社の健康診断のオプションで乳がん検診を受けていました。
4年ほど前に受けた検診で乳房に石灰化がみつかり、精密検査が必要といわれました。あの時はとても怖かったです。
誰にも打ち明けることができませんでした。そして、「もしがんと診断されたらどうしよう」そんな不安から、忙しさにかこつけて1年間、精密検査の受診を放ってしまいました。
一方で、それをきっかけに乳がんについてホームページで詳しく調べるようになり、ピンクリボン活動のことも知るようになりました。その間、自分も乳がんの可能性があるとの思いがずっと続いていました。「えいや!」と受けた精密検査の結果、乳がんではありませんでしたが、今思うと、もっと早くに受診して安心することも、再検査の大切さ。そんな私とがんの関わりの中で、日本対がん協会のピンクリボンフェスティバルでのボランティア募集の話を聞き、何か私でできることがあればと参加しました。
今後、どのような形でピンクリボン活動に参加したいと思いますか?
-----自分のメイクの技術を活かし何かできないかと考えていたときに、がんの治療で眉毛が抜けてしまうことを知りました。治療中の方の気持ちを少しでも知りたいと、実際に自分の眉毛を全部剃ってみたんです。なんとも言えない思いがこみ上げ、自分の容姿の変化に伴う心の変化を実感し、改めて外見ケアの大切さを知りました。今後、治療による外見のことで困っている方にメイクをする機会があれば、お手伝いをしたいと思っています。
スマイルウオークのボランティアに参加後、あるがんになられた方が、復帰後初めて参加した活動がスマイルウオークだったという話を聞きました。私がボランティアをする中では、一目では全くそういったことが分からなかったのでとても驚きました。
自分の参加した活動が、誰からの「元気の象徴」であったことは、とても嬉しかったです。ピンクリボン活動がさらに広がり、がんがもっと身近で、気軽に話せて、今より不安や悩みをシェアできる世の中になったら良いなと思います。私でお役に立てることがあれば今後もピンクリボン活動に参加したいと思います。
日本対がん協会では、イベント活動や事務局作業をボランティアとして支えていただける方を募集しています。
一緒にイベントを盛り上げたり、縁の下の力持ちとして参加しませんか?
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