本メールは日本対がん協会の活動にご支援をいただいている方にお届けしております。配信停止をご希望の際は最下部にございます【発行元】よりお手続きください。
がん相談ホットラインの2022年度の活動がまとまりました。
日本対がん協会では2006年4月にがん相談ホットラインを開設し、相談者の言葉に耳を傾け、相談者が次の一歩を踏み出せるような支援を心掛けています。
22年度の相談件数は9,124件、前年度より1,913件増えました。相談者の年代は50代が最も多く次いで60代、40代と続きます。相談者は本人からが70.6%、娘からが10.6%、妻からが5.3%の順でした。
相談の内容は「症状・副作用・後遺症」「がんの治療」「不安・精神的苦痛」が多くありましたが、そのほかにも様々な相談が寄せられました。今年度相談員が気になった相談では「ひとりでがんの親を支える方からの相談」「意思決定の相談」「コロナ禍での検診受診控えの相談」などが挙がりました。
22年度から土日に加えて、祝日も相談を受けられる体制としました。多くの方から「毎日やっていて助かります」という言葉をいただきました。がんの患者さんやご家族は土日・祝日も関係なく不安や悩みを抱えているのだと改めて実感しました。
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乳がん啓発ピンクリボン月間の10月、ピンクライトアップや街頭キャンペーン、MY PINK ACTIONキャンペーンなど様々な取り組みを行いました。関心を寄せていただいた、またはご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
このたび、公式サイトに活動報告をアップいたしました。やわらかなピンクの光を放つ東京都庁や表参道ヒルズ、ピンクデコレーションされた渋谷区の忠犬ハチ公像と葛飾区のモンチッチ銅像などの写真も掲載。ご覧いただき、私たちの活動についてより深く知っていただけたら幸いです。
*ピンクリボンシンポジウム・ピンクリボンセミナーの動画は引き続きご覧いただけます。
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「最高の医療を引き出すための患者力とは」をテーマに、がんアドボケートセミナー(第13期ドリームキャッチャー養成講座)を10月22日、東京・築地の国立がん研究センターで開催しました。
ハワイ大学がんセンターディレクターの上野直人医師がまとめ役となり、患者支援に携わる医療者や過去のセミナー修了者も参加。受講者と一緒に、がん医療をより良くする夢を語り、がん医療の向上や患者が生きやすい社会づくりについて意見を交わしました。
受講者は、がん患者や家族が直面する社会課題の解決に向けて活動をしたいと考えている人や、日本のがん医療の現場で何かに取り組みたいと考えている人で、がん経験者をはじめ医療従事者、行政担当者らさまざまな立場の人たちが一緒に話し合いました。
参加者からは、「いろいろな活動をしている方々や立場の方とお話しできてよかった」という声が寄せられました。
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