日本対がん協会の休眠預金活用事業で「QOL支援」として、小児がん治療後の長期の健康管理の啓発事業に取り組む「がんの子どもを守る会」が、「小児・AYA世代がん経験者みんなの健康管理サイト」を9月にオープンしました。
健康管理は、病気の既往に関係なく大切なものです。治療成績の向上にともなって、治療を終える小児がん経験者が増える一方で、小児がん経験者の健康管理の方法について十分な情報がないことが課題になってきています。小児がん経験者の中には、治療終了後、数10年も経過してから、治療による影響―晩期合併症と言われる不調が現れることもあります。
本サイトでは、小児がん経験者の健康管理の方法を知るために必要な情報や、治療内容や治療によって起こりうる健康問題のリスク、治療歴に基づいた適切な健康管理の方法の説明を受けることができる病院の紹介の相談、小児がん経験者の健康管理の方法の体験談などの紹介も行っています。
