緩和ケアとは、病気や治療に伴う体と心の痛みや苦しみをやわらげる治療です。近年、徐々にその必要性が認識されてきていますが、まだまだ普及していません。日本のどの地域でも、患者さんが望む緩和ケアを受けられる、そんな環境が求められています。
そこで本研究では、どんなことをすれば地域で良い緩和ケアができるようになるのか、様々な問題の解決法について試行します。
本研究は、緩和ケアサービスが多くの患者さんに、より早期から受けてもらえるようになること、患者さんに「自分はよくみてもらった」と思ってもらえるよう緩和ケアがより良質になること、そして患者さんやご家族の望むような生活が可能になることをめざします。
そこで本研究では、どんなことをすれば地域で良い緩和ケアができるようになるのか、様々な問題の解決法について試行します。
現在のところ、課題は以下の3点です
| 1. | 医療従事者の、緩和ケアに対する認識が不十分で、患者さんの願いに対応できていませんでした。 |
| 2. | 緩和ケアは手術した病院だけで行われるものではなく、手術した病院と、自宅近くの病院や診療所などのネットワークがあってはじめて、きめ細かな形で実現します。 しかし、この連携がこれまで不十分でした。また、病院や担当医が変わると、治療方針や薬が変わってしまうなど、連続性がないという問題もありました。 |
| 3. | 緩和ケアの存在そのものが、患者さんやご家族に十分知られていませんでした。 |

