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ピンクリボンフェスティバル始まる
2008.10.03
 乳がんの早期発見、早期治療をめざす「ピンクリボンフェスティバル」が1日、始まりました。この日、東京都庁の都民広場では、日本対がん協会の「ほほえみ大使」、歌手のアグネス・チャンさんや、タレントの山田邦子さんらがトークショーに出演し、検診の大切さを訴えました。これにあわせて都庁がピンクにライトアップされ、東京・新宿の夜空を彩りました。

ピンクリボンフェスティバル トークショー
 今後、スマイルウオークが東京(4日、東京ミッドタウン発着)、神戸(19日、東遊園地発着)、仙台(25日、勾当台公園発着)で、シンポジウムが東京(5日、有楽町朝日ホール)、神戸(18日、神戸ポートピアホール)で開かれるなど、乳がん月間の10月いっぱい、乳がんへの関心を高めてもらう催しが各地で行われます。
 トークショーの前には、アグネス・チャンさん、女優の宮崎ますみさん、山田邦子さん、ミュージシャンの川村カオリさんの4人の乳がん体験者と、スポーツキャスターの荻原次晴さん、スポーツコメンテーターの小谷実可子さん、シンガー・ソングライターの大野靖之さんが記者会見しました(写真)。

 宮崎さんは「20代から乳がんになる方も少なくありません。年に一回は病院に足を運んで自分のメンテナンスを」と呼びかけたのに続いて、アグネスさんは「日本の女性は、家族のことに一生懸命、仕事のことに一生懸命、最後に最後に自分のことです。でも自分の体は家族にとっても大事なんです」訴えました。山田さんも「再発や転移を恐れていますし、くよくよします。でも背負っている。早期発見・早期治療だったから元気なんです。言い続けたいのは検診を受けて下さい、ということです」と話しました。
 再発を明らかにした川村さんは「今年に入って再発が分かって、くよくよして、悔しくて悔しくて。でもみんなと一緒に運動することで自分なりに答えを見つけたい。10月1日がリスタート。負けていられないな、という気持ちです」と語っていました。
アグネスさんらは各地の運動に適宜、参加します。

 日本ではいま、20人に1人の確率で乳がんを発病するとされています。40代が見つかるピークです。ごく早期のうちに治療すれば約95%が治るとも言われています。ただ亡くなる人は年に11323人(2007年)で、年々増加しています。早期発見には検診を受けることが大切なのですが、マンモグラフィによる検診の受診率は20%程度と低いのが現状です。
 ピンクリボン運動は、検診の受診率を高め、早期発見・早期治療で一人でも多くの命を救おうというのが目的で、対がん協会や東京ミッドタウン、六本木ヒルズ、朝日新聞社などが運営委員会をもうけて主催(厚生労働省や東京都などが後援)し、多くの企業や市民団体がかかわっています。
 80年代からピンクリボン運動が盛んになった米国では行政、市民団体、企業などが啓発活動を展開した結果、受診率が上がり、死亡率の低下につながったと言われています。
 
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