子宮頸がん等を中心に事業を展開

2010年4月4日のニュース

カテゴリ:お知らせ

 

  日本対がん協会(垣添忠生会長)は今年度の事業計画を決めました。重点項目として、子宮頸がんキャンペーン、子どもを対象にした「がん教育基金」、ピンクリボンフェスティバル、リレー・フォー・ライフなどを挙げました。従来の重点目標である▽検診の推進▽患者・治癒者のケア▽禁煙−−も引き続き強力に推進していきます。

 

  子宮頸がんキャンペーンではさまざまな活動を計画しています。
まず、市民向けのセミナーを2回、開く予定です。今野良・自治医大さいたま医療センター教授、宮城悦子・横浜市大病院化学療法センター長(ともに産婦人科)が、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染予防が期待されるワクチンや、検診、治療について分かりやすく解説してもらいます。

 

 俳優の仁科亜季子さん、仁美さん母娘にも参加してもらう予定です。対がん協会の支援で子宮頸がんの啓発活動をしている女子大生にも加わって討論することを考えています。
ACのキャンペーンにも乳がんとともに子宮頸がんが取り上げられます。7月から検診受診を訴える広告がTV、新聞、交通広告などで展開される。

 

   「がん教育基金」は、子ども、とくに中学生への教育を充実させるのが目的です。がんに関する教育は、欧米に比べて大きく立ち遅れ、がん検診の受診率低迷の一因だとも指摘されています。学校の希望に応じて講師を派遣する「課外授業」も計画しています。
今年度の大きなポイントは、事務局が朝日新聞社から対がん協会に移されて初めてピンクリボンフェスティバルを迎えることです。

 

  東京・神戸・仙台の3会場で開いてきましたシンポジウムやスマイルウオークは年に計1万5千人以上が参加する大きなイベントになり、乳がんの啓発活動として定着しています。しかしながら、その認知度ほども検診受診率が伸びていないのが実情です。対がん協会は全国の支部で検診を行っています。全体としてみると、日本でも最大規模の検診機関でもあります。その検診機関が事務局を務めるピンクリボンフェスティバルをいかに受診率の向上に結びつけるかが大きな課題になっています。

 

  患者・家族のため物心両面でのサポートを訴えるイベント、リレー・フォー・ライフは約20会場で計画されています。初めて開催した2006年から5年目。急速に普及するのにあわせ、日本対がん協会では、スタッフを増員するとともに各地で経験のあるメンバーによる「全国総括事務局」も設けてきめ細やかな対応をはかることにしています。