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がんについて
がん検診ハンドブック ご存知ですか?がん検診の流れとその効果
子宮がん細胞の増殖はゆっくりといわれています。
定期的に検診を受けて細胞診を行えば、
がんになる前の段階で診断することができます。
基本情報 検診Q&A 検診実践編 検診の意義と目的
1.子宮がん検診の意義と目的

子宮頸がんの一次検診では、子宮頸部細胞診だけが科学的に有効であると証明された方法です。
正常でない細胞が浸潤がんになるのに2~3年かかります。定期的に検診を受けることでがんになる前の段階で診断することが可能です。また、早期がんのうちに発見して治療すれば、ほとんど治癒が望めるがんですので早期発見は重要です。
多くの先進国では、ほぼ例外なく子宮頸部細胞診による検診が行われています。欧米での受診率は高く、例えばアメリカでは、18歳以上の女性の86%が過去3年以内に1回以上検診を受けています(2002年)。一方、日本では過去1年以内に受けた女性は15%足らずにとどまっています。

子宮がんの臨床病期別5年生存率(1997~1999年:初回入院治療症例)

上の表にあるように、がんが発見できても臨床病期(進展度、ステージ)が進んでいる状態で見つかった場合はそれだけ5年生存率が下がってしまいます。そのためにも、早期がんのうちに発見して治療することが重要になります。

2.子宮がん検診の現状

日本対がん協会が2005年に全国の支部で行った子宮頸がん検診の結果では、受診者数は122万3069人、うち精密検査が必要と判定された人(要精検者)は1万1199人(要精検率0.9%)、この中で精密検査を実際に受診した人(精検受診者)は8425人(精検受診率76.9%)。この検診を通してがんを発見された人の数は682人、その割合は0.06%でした。

一方、日本対がん協会が2005年に全国の支部で行った子宮体がん検診の結果では、受診者数は2万6670人、うち精密検査が必要と判定された人(要精検者)は353人(要精検率1.3%)、この中で精密検査を実際に受診した人(精検受診者)は265人(精検受診率82.3%)。この検診を通してがんを発見された人の数は47人、その割合は0.18%でした。

子宮頸がん二次検診を受ける必要のある人、がんが見つかる人の割合

子宮頸がん検診を1万人が受診すると、90人が一次検診で「異常あり」と判定され、精密検査(二次検診)を受けるよう判定されます。しかし、実際に精密検査を受ける人は90人中69人しかいませんでした。そして、69人の中から6人に子宮頸がんが発見されたという割合になります。

子宮体がん二次検診を受ける必要のある人、がんが見つかる人の割合

1万人が子宮体がん検診を受けると、130人が一次検診で「異常あり」と判定され、精密検査(二次検診)を受けるよう判定されます。しかし、実際に精密検査を受ける人は130人中107人しかいませんでした。そして、107人の中から18人に子宮体がんが発見されたという割合になります。

3.科学的根拠に基づいた子宮頸がん検診の方法

子宮頸がんの一次検診では、一般的に「子宮頸部細胞診」を行っています。この方法は、「対象とする集団の子宮頸がんによる死亡率を減少させる」という子宮頸がん検診の目的に合致すると科学的に証明され、「実施することをすすめる」と判定されています。

実施体制別子宮頸がん検診の推奨レベル
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